三菱電機  新たな技術への積極投資により家電事業からの転換 デジタル基盤「Serendie」に注力

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三菱電機 (Mitsubishi Electric Corporation)の株価

三菱電機 (Mitsubishi Electric Corporation)の株価

ティッカーシンボル:6503

tradingviewのチャートを引用
株価を見たい場合は、上記のtradingviewのリンクからサイトへ移行してください。

三菱電機 (Mitsubishi Electric Corporation)は何をやっている会社?

代表執行役 執行役社長 漆間啓 (2024年5月時点)

漆間啓 代表執行役 執行役社長のトップメッセージはこちらから。

日本の総合電機の大手企業。
ビルシステム事業、空調冷熱事業、パワーデバイス事業、FA制御システム事業に重点投資。
防衛・宇宙システムにも力をいれています。

社会システム、電力システム、ビジネス・プラットフォームでも存在感を示しています。

三菱電機とNTT
ネットワーク・サーバ連携制御技術による遠隔ロボット操作

VISUAL HAPTICS

NTTのネットワーク・サーバ連携制御技術による遠隔ロボット操作を実証を引用

三菱電機の遠隔操作ロボット技術「VISUAL HAPTICS」を引用

VISUAL HAPTICSは力触覚情報をARで画面上に色で表現。

物体との接触状態や作業中の力加減を知るための力触覚情報の感覚情報を伝達。

色で視覚的に分かりやすくする事で、技術者が遠隔地にいても操作が可能。
技術者だけでなく医療、遠隔での操作による未来を感じさせてくれます。

遅延による問題は、NTTのIOWN構想にあるAPN IOWN1.0サービスですでに解決

APN IOWN1.0サービスは2023年3月16日から提供を開始。
既に低遅延を実現しています。

2025年度にむけた三菱電機の経営戦略

キャピタル・アロケーション合計3.4兆円のうち2.8兆円を成長投資に配分する計画。
それにより高い成長性へとつなげていく意向。
※キャピタルアロケーションとは、企業が経営資源をどのように配分するかを指します。

デジタル基盤「Serendie」を収益の柱にする事を目指す

Serendieは、データ分析基盤や、事業領域を横断したサービスを迅速に提供するWebAPI連携基盤などから構成
多様な人財がSerendieを活用し、技術力と創造力を発揮することにより、新たなソリューションを提供

三菱電機の経営戦略から引用

2023年の実績は売上6,400億円営業利益率16%。
2030年の目標として売上1.1兆円の営業利益率23%を目標としています。

オープンイノベーションにも力をいれていく

ファンドへ150億円の出資。
産学官連携関連の研究開発に600億円を投資。

新たな技術の開発にも積極的です。

MEイノベーションファンド

グローバル・ブレイン株式会社と三菱電機株式会社が運営するファンド

MEイノベーションファンドの出資実績

出資先企業の情報を見る  (MEイノベーションファンドのHPから引用)

Hayden AI Technologies

米国発のスタートアップ

hayden AIは、スクールバスなどの車両に搭載したカメラから取得する画像データを解析することで、交通違反を検知し、その画像とともに違反内容を即時に交通管理局に通知する取り締まりサービスを提供しています。これにより、違法駐車などの取り締まり業務の効率化と都市交通の安全確保に貢献しています。また、蓄積された画像データを活用した交通状況分析ソリューションを提供することで、都市交通の最適化を実現するプラットフォーマーとして、米国主要都市での事業展開を目指しています。

Hydroleap Pte. Ltd.

シンガポール発のスタートアップ

「世界の工場」と称される東南アジア地域では、産業排水が深刻な水質汚染問題を引き起こしています。産業排水に関する問題は、工場、石油やガスの精製、建設工事、データセンターの維持管理など多岐にわたり、これらの産業排水には毒性の強い重金属、濃度の高い有機物、難分解性物質などが含まれる場合があります。年々、厳しくなる排水基準に対して、現在、多く使用されている生物処理だけでは対応が難しくなっており、排水処理の工程において生物処理を補完する手段として電気分解法が注目されています。

Hydroleapは、電解凝集法(HL-EC:Electrocoagulation)、電解酸化法(HL-EO:Electrooxidation)と呼ばれる2つの排水処理技術を保有しており、循環型社会の実現を目指して環境負荷の少ない排水処理技術の研究開発と水浄化装置の製造と販売を行っています。

今後、当社は、東南アジア地域の工場排水の問題を解決するため、Hydroleapによる電気分解法を活用した水浄化装置の普及を支援します。

Hydroleap Pte. Ltd. CEO Mohammad Sherafatmand氏コメント

「世界人口の増加に伴い、衛生的な水の需要は増加しています。生きていくために必要な水を確保するために、Hydroleapはこの水浄化装置の普及に尽力いたします。スタートアップがこのような社会課題を解決するには大企業の協力が必要不可欠です。東南アジア地域を起点に、産業排水による水質汚染問題を解決、持続可能な社会の実現を目指します。」

エレファンテック株式会社

金属インクジェット印刷のスタートアップ

属インクジェット印刷によるプリント回路基板の量産に世界で初めて成功し、アディティブマニュファクチャリング※2の社会実装に取り組んでいるスタートアップ企業、エレファンテック株式会社(以下、エレファンテック)へ出資しました。

エレファンテックは、「新しいものづくりの力で、持続可能な世界を作る」というミッションを掲げ、金属インクジェット印刷技術と銅めっき技術を活用したフレキシブルプリント回路基板「P-Flex®」の製造と販売を行っています。既存製法と比べて環境負荷を低減した独自製法「ピュアアディティブ®法」を確立し、持続可能なものづくりの実現に貢献しています。

ものづくりに欠かせないプリント回路基板は、これまでは基板の全面に銅を成膜してから、不要な部分を除去して回路を形成するサブトラクティブ法と呼ばれる製法で作られており、製造過程における廃棄が非常に多く、また大量の水を使用していました。銅の印刷が必要な部分だけですむ金属インクジェット印刷技術を活用することによって、大幅な省資源化と水消費量や廃棄物の削減が可能になります。

当社とエレファンテックは、製造業界に革新的な変化をもたらすアディティブマニュファクチャリングの社会実装を目指し、金属インクジェット印刷技術の普及を通じて持続可能なものづくりの実現に挑戦していきます。

エレファンテック株式会社 代表取締役社長兼CTO 清水信哉氏 コメント

「今後、ものづくりにおいては、地球環境への影響を最小化できることが、競争力強化の鍵になります。金属インクジェット印刷技術の普及を目指すためには、高精度な制御に基づく微細な印刷が欠かせません。制御技術に強みを持つ三菱電機との協業により、アディティブマニュファクチャリングの社会実装をさらに加速させます。」

SCADAfence Ltd.

イスラエル発のスタートアップ

CADAfenceは、産業システム、社会インフラを対象としたネットワークに接続されている機器を可視化して、セキュリティリスクを抽出します。昨今、悪意のあるマルウェアの感染により、工場をはじめとする産業システムや暮らしの基盤を支える社会インフラが停止してしまうなど、サイバー攻撃により重大な問題を引き起こした事例が発生しています。SCADAfenceは、ネットワークに接続された機器を自動的に認識、稼働状態を可視化することで、ネットワークの脆弱性や脅威を明らかにすることができます。マルウェアの侵入や不正操作を検知するだけでなく、シャドーIoT(IoT機器がネットワークに接続されていることを、企業が把握していない状態)の検出も可能です。

当社とSCADAfenceは、製造業向けOTセキュリティプラットフォームの強化を加速、国際標準(IEC62443)などに準拠した安全安心な製品群の提供に努め、事業展開を目指します。

SCADAfence Ltd. CEO Elad Ben Meir氏 コメント

「サイバー攻撃の脅威やデータ漏えいなどのセキュリティリスクに対応した高度で堅牢なネットワークの確立が求められています。OT & IoTサイバーセキュリティ分野の豊富な経験と安定した稼働が求められる産業システムの知見を活かし、お客様に最善の解決策を提供いたします。」

QunaSys(キュナシス

量子コンピュータ関連ベンチャー

QunaSysは、量子コンピュータのアルゴリズムの研究開発から、実用レベルのエンジニアリングまで、一貫して取り組んでいます。
素材、化学、製薬… 様々な分野で産業活用できる未来のために、量子コンピュータのパワーを最大限引き出す研究開発を進めていきます。

三菱電機 (Mitsubishi Electric Corporation)の決算情報

三菱電機 (Mitsubishi Electric Corporation)の決算情報ページはこちらから。

・23年度は、売上高 5兆2,579億円(前年度比 +2,542億円)、営業利益 3,285億円(前年度比 +661億円)
・FAシステムでの市況変動影響などはあるが、自動車機器が大きく改善し、売上高・営業利益ともに過去最高を更新。
・ 価格転嫁効果の刈り取りなど、業績確保に向けた諸施策を確実に実行し、全てのサブセグメントが営業黒字化。

24年度の通期業績見通しは、売上高 5兆3,000億円(前年度比 +420億円)、営業利益 4,000億円(前年度比 +714億円)
インフラを中心とした需要拡大に加え、FAシステムや空調・家電での収益性改善などにより、前年度比増収増益となる見通し。
売上高・営業利益ともに過去最高を見込む。事業ポートフォリオ戦略と経営体質改善施策を推進し、利益成長を通じた成長投資・株主還元を着実に実施していく。

三菱電機 2023年度 決算説明会資料から引用

三菱電機 (Mitsubishi Electric Corporation)のニュース

三菱電機 (Mitsubishi Electric Corporation)の最新情報はこちらから。

記事を追加するごとにリンクする形で追加していきます。

三菱電機とNTTの協業内容 (2023年5月16日の情報)と(2024年5月28日の情報)

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