商船三井 海洋温度差発電(OTEC)でサステナブル社会を実現

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商船三井(Mitsui O.S.K.Lines,Ltd.)の株価

商船三井(Mitsui O.S.K.Lines,Ltd.)の株価

ティッカーシンボル:9104

tradingviewのチャートを引用
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商船三井(Mitsui O.S.K.Lines,Ltd.)は何をやっている会社?

代表取締役 社長執行役:橋本剛  (2024年4月時点)

橋本剛 代表取締役 社長執行役のトップメッセージはこちらから。

日本の海運業の大手企業。
海運業を軸に、不動産業やフェリー事業など経営をより安定させる為に新事業にも力を入れていく方針。
海洋温度差発電(OTEC)が発展途上国に需要ありそうな技術であり、上手くアピールして欲しい技術。

中核事業

メインの事業である海運業はそのまま軸に。
LNG船事業の強化に努めてきた背景があり、規模と競争力は世界有数の事業に成長しています。

LNGとLNG船とは?

天然ガスを液化して効率よく運ぶ船。
マイナス161.5度で液化することで容積が約600分の1になります。

商船三井 LNG船の説明を引用

LNG(液化天然ガス)は、SOx(硫黄酸化物)を発生させず、NOx(窒素酸化物)やCO2(二酸化炭素)の排出量が、石油や石炭に比べて30%から40%少ないため、環境に優しいクリーンなエネルギーとして世界各国で需要が急増しています。

当社は、世界首位の97隻(2023年現在)のLNG船を運航しているほか、2018年には砕氷LNG船の運航を開始するなど、LNG船の分野において世界に先駆けた最先端の取り組みを行っています。

天然ガスの輸送は、パイプラインによる陸上輸送から始まりましたが、海外への大量輸送を実現したのがLNG船です。気体のまま運ぶには膨大な容積が必要な天然ガスですが、マイナス161.5度で液化することで容積が約600分の1になり、効率的な輸送が可能になりました。


商船三井 LNG船の説明を引用

商船三井が注目する海洋温度差発電(OTEC)

海水温度は、表層と深層で違っています。
熱帯・亜熱帯地域では20℃以上も温度差があるのです。

この温度差を利用して発電する仕組みが海洋温度差発電(OTEC)。

海洋温度差発電(OTEC)のメリット

安定した発電量を確保

海水温は天候による変動が少ないので、安定した発電量を確保できます。
太陽光や風力のように天候に影響されない事は大きなメリット。

一定量の発電が見込める事は、実用にむいてるといえます。
5~7℃の低温性を活かして、ホテルやデータセンターの空調への二次利用が見込まれています。

データセンターによる電力問題の記事はこちらから(NTTの情報を参考) 

新たな雇用の創出

深層に含まれるミネラルなどの養分は、微細藻類の培養・美容・健康分野で着目。
久米島では地域に新たな産業・雇用を創出。その経済効果は年間で約25億円になっています。

これは、地方などの産業がない所にも産業を作れる事を意味しています。
海がある地域に限られてしまいますが、発展途上国をこの仕組みで支援出来るのです。

電力を安定して発電できるようになると産業を育てる基礎が出来ていきます。
多くの人が幸せになれそうな技術であり、サステナブル社会の実現に大きく貢献してくれそうです。

商船三井海洋温度プロジェクトを引用

商船三井の中期経営計画(BLUE ACTION 2035)

戦略・課題               商船三井の取り組み
ポートフォリオ・洋上LNG生産設備の開発・運営事業を行うDelfin Midstream社への出資決定~更なる社会インフラ企業へ~(2023-6-9)
・米国ルイジアナ州でのクリーンアンモニア生産・輸送プロジェクトに出資参画(2023-6-15)
・新ブランド「MITSUI OCEAN CRUISES」と船名「MITSUI OCEAN FUJI」発表 ~日本発祥のウェルビーイングを実現~(2023-10-12)
・ダイビルがベトナム・ハノイ中心地区オフィスビルの持分取得 ~米・豪案件に続き、グループネットワークを生かした海外投資を推進~ (2023‐12‐18)
・風力発電メンテナンスで国内最大手 北拓と資本提携 (2024‐1‐10)
地域・MOL Chemical TankersがFairfield Chemical Carriersの買収に基本合意(2023-9-12)
・ケニアの医療用品製造大手Revital Healthcareと戦略的提携に向けた覚書を締結 ~ケニアでのヘルスケア物流拠点設立を共同検討(2024-1-18)
環境・マレーシア・PETRONASグループと液化CO2輸送船の開発・保有を目的とした合弁会社設立に基本合意 (2023-9-25)
・LNG燃料ケープサイズバルカー5隻の新規整備を決定 ~2030年までに「LNG/メタノール外航船90隻」を着実に推進~ (2023‐12‐19)
・世界最大の窒素肥料メーカーYara社とアンモニア輸送船の定期用船契約を締結 (2024‐1‐5)
・ブルーボンド(第26回無担保社債)の発行(2024-1-19)


安全
人材
DX
・本邦初・女性船長が自動車船船長として勤務を開始~多様な人財が働き甲斐をもって共走・共創できる職場環境へ~(2023-6-7)
・当社管理外航船200隻超へ衛星通信サービスStarlinkを本格導入~船員のウェルビーイング向上により世界的な船員不足に対応~ (2023-10-16)
・「商船三井グループ 安全ビジョン」を策定 ~世界最高水準の安全品質を強固なものに~(2024‐1‐22)
・火災早期検知に向け、新造LNG燃料自動車船の貨物艙内へAIカメラ搭載を決定 (2023‐11‐15)
商船三井の中期経営計画(BLUE ACTION 2035)12ページ

商船三井(Mitsui O.S.K.Lines,Ltd.)の決算情報

商船三井(Mitsui O.S.K.Lines,Ltd.)の決算情報ページはこちらから。

【概況・ダイジェスト】
売上高 :前年同期比(1-3Q累計、以下同じ)-393億円減。エネルギー事業等において前年同期比で増加した一方、ドライバルク事業等で減収。
事業利益 / 経常利益 / 当期純利益:前年同期比 -5,593億円/ -5,419億円/ -5,196億円 前年同期比で減益。
◆増 減 要 因 : コンテナ船事業における短期運賃・期間契約運賃の下落により前年同期比で大幅減益。コンテナ船事業を除くと、エネルギー事業の好調等により経
常利益では若干の減益、特別損益を加味すると同増益。(為替レート:第3四半期累計実績¥142.19/US$ 前年同期¥135.48/US$)

【セグメント別】 [23年度3Q累計経常損益実績(前年同期比増減)]
ドライバルク事業 [ 371億円( -151億円) ]
 鉄鋼原料船(ケープサイズバルカー):ブラジルの鉄鉱石や西アフリカのボーキサイト出荷の堅調により船腹需給が改善、市況は上昇基調。
 商船三井ドライバルク(中小型バルカー、木材チップ船ほか):中小型バルカーは、パナマ運河渇水に起因する滞船や迂路によるコスト増、一部短期傭船で発生
した逆ざや等により、前年同期比損益は悪化。チップ船は、改善の兆しは見られるも、盛り上がりを欠く中国国内消費を背景に前年同期比で減益。
 その他(オープンハッチ船):コンテナ好市況の波及効果が剥落したものの、持分法適用会社GEARBULK社において、貸倒引当金の戻し入れ効果もあり、
前年同期比で増益。
⇒ドライバルク事業全体では、前年度の好市況には及ばず、前年同期比で減益となるも、見通し通りの利益を確保。
エネルギー事業 [ 588億円( +240億円) ]
 タンカー・オフショア
 タンカー : 原油船は、OPECプラスが減産する一方で、相対的に原油価格が低位だったことを背景に米国出し輸送需要が安定、市況は一定水準を維持。
石油製品船・ケミカル船の市況も引き続き高水準で推移。タンカー事業全体で前年同期比で増益、見通しも上回る。
 オフショア:FPSO事業において、本年度新規稼働プロジェクトの寄与、昨年度竣工した2隻の通年寄与、既存の長期貸船契約により安定利益を積み上げ。

2024年3月期第3四半期 決算資料を引用

商船三井(Mitsui O.S.K.Lines,Ltd.)のニュース

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